工具の名前の調べ方

 こんにちわ。吉原です。

 皆さんは、「この工具の名前なんていうの?」という経験はないでしょうか?

 職人さんなどのプロの方から見ればすぐにわかる名前でも、素人からしたら工具か何かもわからないと思います。

 工具の名前がわからなければ、そもそもその工具をどんな用途で使うかという事も調べることはできません。

 私も職業柄、未だに特殊な工具については名前がわからず調べることが多いです。

 では、わからない工具の名前をどのように探せばいいのかという事を今回のブログで解説したいと思います。

△目次
1.工具の名前を知る必要性
2.型式やメーカーからの検索
3.外観から得られる全ての情報から検索する。
5.人に聞く

1.工具の名前を知る必要性

 まず初めになぜ工具の名前を知る必要があるのでしょうか?

 人によってさまざまな理由があると思います。

 名前の知らない工具を利用するため、買うため、調べるため、売るため…など様々な理由から工具の名前が知りたい人が多いと思います。

 工具の名前を知らないまま、上記のような行動に移してしまうとどうなるのかと言うと、

・間違って購入

・違った用途で利用してしまい破損

・調べるのに時間がかかる

・間違って販売。間違って買取

 などの影響が及びます。

 ですので、ちゃんと名前を分かったうえで行動を起こすことをおすすめします。

2.型式やメーカーからの検索

 では、実際に名前がわからない工具の調べ方についてご説明していきます。

 まずは、一番簡単な型式、型番が商品に記載されている場合の調べ方です。

 工具にも、大抵は型式があります。

  例えば、こちらの工具の名前がわからないとします。よく見ると持つ部分に字が記載されています。詳しく見てみましょう。

  何やら数字や英語が記載されてますね。裏面も見てみましょう。

 裏面に関してはどうも、型番やメーカー名ではないことがなんとなくですが、わかると思います。

 ポイントは、型式の場合一文字ずつしか読めず英数がランダムに記載されているのが傾向としては多いです。

 また、メーカーの場合全体的に見渡して比較的大きく記載されているものがメーカー名だとわかります。

  一概には言えませんが、このようにしてまずは型番やメーカー名の情報を得るようにしましょう。

①型式からの検索方法

 型式がわかっていれば簡単です。その型式をGoogleで検索すればその工具の名前がわかります。

 では、さっそく検索してみましょう。上図の写真ですと「200MM」が型式と思われます。

 検索すると、

うーん、、何やらカメラのレンズがHITされましたね。これでは、探すのに時間がかかってしまいますのでもう少し情報を絞ってみましょう。

 工具というのはわかっているので「200mm 工具」と検索します。

 何やら、近づいている感じはします。しかし、これでも違う工具が表示されているので画像検索を行ってみます。検索窓の下にある画像をクリックします。

 似ている工具が出てきますね。もう少しスクロールしていきましょう。

 ありました!これです!

 クリックすると下図のように表示されました。

 やっと名前が表示されました。こちらの工具の名前は「パイプレンチ」とわかりましたね。

②メーカーからの検索

 メーカーからの検索の場合、基本的流れは型式の検索方法と一緒です。しかし、メーカーの場合どうしても検索範囲が広がる傾向があります。

 例えば今回の例でいいますと「HIT 工具」と検索した場合すぐに表示されますが、メーカーによっては膨大な工具を扱っている場合がございますのである程度「メーカー」の次に来るキーワードを絞らないと時間がかかってしまいます。

 今回の例ですと、「HIT」の次に「ハンドツール」や「レンチ」など、ご自身がわかっている情報を入れて検索を絞るようにしましょう。

 「HIT ハンドツール」と検索すれば下図のように表示されました。

 ありましたね。

 このように、型式やメーカーがわかればある程度検索すれば名前がわかります。

3.外観から得られる全ての情報から検索する。

 では、メーカーや型式がわからない場合はどうしたらよいのでしょうか?

 それは、全ての情報から検索するという方法になります。下記は実際に私がメーカーや型式がわからない場合行っている手順となります。

・何かしら、商品に記載されているキーワードから目次2のような方法で検索をする。今回の例ですと「patented 工具」

・該当する工具の持ち主の職種がわかれば「職種名 工具」で調べる。

・自分が知っている工具名で類似するものがあればそこから検索する。例えば今回の例だと「レンチ 工具 種類」のように検索

・「おそらくこのように使用する工具であろう」という想定を行い検索する。

・工具のカタログを一から見る。

 上記のように探すと大半は探せますので是非お試しください。

4.人に聞く

 目次3の方法でもダメな場合、知人の詳しい職人さんなどに聞きましょう。ぶっちゃけこの方法が一番早いですが、近隣にいない場合は上記のような手順に沿ってい検索すればよいと思います。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 今回の例は簡単な工具名でしたので、すぐに検索はできますが特殊な職種で利用される特殊な工具の場合は人に聞いてもわからない場合が多いです。

 そういった場合は、本日ご紹介した方法で検索をしていただけますと幸いです。

 

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